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設立趣意書(抄)

 21世紀の到来を目前にして、国際化の進展や高齢化の進行、またコンピュータ・ネットワークにみられる科学技術の進歩等、我が国の社会は大きな転機を迎えようとしています。社会の安全をめぐる問題もまた複雑化と多様化の度合いを高めており、様々に形を変えて発生するこれまでにない治安事象に対して、柔軟かつ的確に対応することは、今や我が国が社会全体で取り組むべき課題となっております。

 このような問題意識とともに、後の世代にこの安全な社会を誇るべきものとして引き継ぐという使命感に基づき、私たちは、「社会の安全」という大きなテーマを、広く私たちの社会全体で考えていくための場を設ける、という基本的な理念の下に、


 (1) 社会の安全に関する、学際的・国際的な研究・交流の推進
 (2) (1)の研究・交流に対する協力

を目的とする警察政策学会を設立することといたしました。

 私たちの学会が、分野を問わず国内外の多くの専門家が交流を深め、自由闊達な討議の下、研究成果の発表等の諸活動を通じ、社会の安全に関する真摯な提言を行う場となることを期待するとともに、この理念に共感を持たれた多数の皆様の参加を切に希望いたします。

平成10年6月5日

主な活動
学会誌「警察政策」の発行  年1回、会員の研究成果を中心に、警察政策に関する研究論文等を収録した学会誌を発行します。
研究部会の開催  研究部会を設置し、定期的に研究会を開催しながら、それぞれのテーマについて、研究が進められております。会員は、関心のある研究部会に参加することができますし、新たな研究部会の設置も可能です。
シンポジウム等の開催  年1回総会に合わせてシンポジウムを開催するほか、随時テーマを絞ったフォーラムを開催します。また、関係機関、団体と同種シンポジウムを共催、後援します。
警察政策学会資料の発行  各研究部会の成果、シンポジウムの講演録等を随時、警察政策学会資料として発行します。
ニュースレターの発行  年2回ニュースレターを発行して、本学会の活動、参考文献及びホームページ等を紹介します。
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